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えっちマンション契約

第11章 目撃

「だれその子、女子高生?和哉、未成年にまで手を出してんのー」
「あんな小さい子まで遊んじゃダメでしょ」
「いや、うちのマンションの住人だよ。そんなんじゃないから。ま、女子高生は普通に食うけど、ね♪」


柚香を見つけても、和哉は女と絡むのをやめない。
女の胸を揉んで喜ばせている。
女も和哉の腰を撫でたり、耳を舐めたりしている。


「……」
「この子たちは、今日俺を慰めてくれる子たち。さっき出会ったんですよ」
「……そう、ですか」


要するにナンパか逆ナンだろう。


「もう、そんなコドモほっといて行こうよ」
「いっぱい気持ちよくしてあげるからぁ〜」
「じゃあね、川崎さん、おやすみ」
「……おやすみなさい」


柚香が呆然と突っ立っていると、3人はイチャイチャしながらホテルに入っていく。


(管理人さん……あの女の人たちとするんだ……)


力無く歩いて電車に乗る。


(ショックなんか……受けてないんだから……)


頭がぼーっとする。
彼女が何人もいるとか聞いたことはあったが、実際に女といるのを見るのは初めてだ。


(わかってた、ことなのに……どうしてこんなに、ショックなの)


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