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えっちマンション契約

第8章 201号室

(今日は何かな)


今日の朝食はイタリアンだ。
数種類のパスタやパンが並ぶ。
朝なのでサラダが多めだ。
ちなみに、食事を和にするか洋にするかなどを決めるのは管理人だ。


「おいしそう〜、食べすぎちゃいそう」
「どんどん食べてね」
「……の前に、柚香、お前を食わせろよっ」
「えっ」


似た顔の男が2人。
2人ともシェフの格好をしている。


「柚香を先に食べてたら俺らの料理が冷めるだろ?雄介」
「冷めても問題ない物しか作ってねーよ。散々待たされてんだよ、こっちは」
「あ、あの、この料理を作ってくれてるんですか」
「あぁ、そうだよ、俺は201号室、麻木雄介」
「俺は麻木春人。双子の兄弟なんだ。調理師だよ」
「わあ、そうなんですね。いつもおいしい朝ご飯をありがとうございます」


顔は似ているが、乱暴な言葉遣いなのが雄介。
柔らかい方が春人。


(シェフに会えたのは嬉しいけど、ゆっくり食べれなさそうだなあ。朝食が毎日の楽しみなのに)


「こちらこそ毎日食べてくれてありがと。今日は俺たちに食べさせてね」
「え……」


春人と雄介が椅子に座っている柚香の横に来る。


「待って……朝ご飯食べたいんです」
「あー後々!それより先に俺らが食うんだよ」
「やっ、そんな……あん」


2人は両サイドから胸を揉み、耳を舐める。


「やっん、また、3人なんてっ」
「燃えるだろ」
「柚香だって、好きなクセに。3Pハマるでしょ」

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