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Honey star

第2章 #2 クールなライバル

「柏森、いいのか?」

「何が?」


「星崎さん何か不安そうな顔してた」

同僚の言葉に千種は何ひとつ言わず着替えていた。


着替えを済ませて出ようとした時、千種の視界に由多加の姿があった。


「……仕事は」

「今から休憩です。柏森さんちょっと話があるんです」

とっさに身構える千種に冷静な口調で話す。
ちょうど帰るだけだし別にいいかと思い、由多加の後について行くことにした。

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