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Honey star

第3章 #3 彼の裏の顔

「すみません…急いでるので…」


鳴海は由多加の手を軽く振り払い、足早に去った。


着替えを済ませて、窓口業務をしていると別の駅員が小声で鳴海を呼んでいた。


「何でしょうか」


「一宮さんが来てくれって」


「一宮さんが……?」

怪訝な顔をしながらも鳴海は交代をした。

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