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Honey star

第5章 #5 君の弱さ

「あれ?星崎さんは?」


「体調不良で早退だって」


「……ふ――ん」


素っ気ない千種の言葉に穂積は何かを感じた。


注文したサンドイッチセットが来たので、さっさと食べる。


黙々と食べ続ける様子を眺めた後で口を開く。


「星崎さんと何かあっただろ」


核心を突く言葉に飲みかけのアイスティーを吹き出してしまう。

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