
私とあたしとボクと俺。 【short BL*GL】
第1章 1☆お留守番 (BL)
「やっぱりお兄ちゃんの家落ち着くー…」
「勝手に落ち着くなよ…w」
ボクはお兄ちゃんって呼んでるけど、つい最近までは【朔先輩】だったんです。
なんでお兄ちゃんって呼び始めたかっていうと…
お兄ちゃんの卒業式のあと、
「俺、宙と離れたくない。付き合おう。」って告白されて、カップルになったから…です!
それまで宙って呼ばれたことなかったからドキドキしたのと、ほんとはずっと好きでいたのがもうごっちゃごちゃになってすぐに返事はできなかったけど、付き合い始めたんです…
「いいじゃん別に…お留守番寂しかったんでしょ?」
「寂しい?!もうすぐ20歳なんだけど?!」
「あー、そうだねー。」
「いや、そうだねーじゃなくて!」
「寂しくなってボクのこと考えてシちゃうのに?」
「はぁ?!」
ボク知ってるんです。
お兄ちゃんが本当はとっても寂しがりやで、ドMだってこと。
普段は年下のボクに甘えられて満足してるけど、一人でシてる時は「宙…宙もっと…!」って言いながら果てること。
そして、一人でする時は大体お留守番中、ってことも。
「別に俺そんな溜まってないし…!」
「…浮気?」
「なんでそうなるんだよ…」
ボクが少し上目遣いして見つめると、すぐ赤くなる…かわいい。
「ボクじゃない彼女いるの…?」
「いるわけねーだろ?」
そう言っていつもほっぺにキスしてくれるけど、その度に物足りない顔してる。
今日はそれに答えてみようと思います。
「…身体に印つけられてないか見ていい?」
「勝手に落ち着くなよ…w」
ボクはお兄ちゃんって呼んでるけど、つい最近までは【朔先輩】だったんです。
なんでお兄ちゃんって呼び始めたかっていうと…
お兄ちゃんの卒業式のあと、
「俺、宙と離れたくない。付き合おう。」って告白されて、カップルになったから…です!
それまで宙って呼ばれたことなかったからドキドキしたのと、ほんとはずっと好きでいたのがもうごっちゃごちゃになってすぐに返事はできなかったけど、付き合い始めたんです…
「いいじゃん別に…お留守番寂しかったんでしょ?」
「寂しい?!もうすぐ20歳なんだけど?!」
「あー、そうだねー。」
「いや、そうだねーじゃなくて!」
「寂しくなってボクのこと考えてシちゃうのに?」
「はぁ?!」
ボク知ってるんです。
お兄ちゃんが本当はとっても寂しがりやで、ドMだってこと。
普段は年下のボクに甘えられて満足してるけど、一人でシてる時は「宙…宙もっと…!」って言いながら果てること。
そして、一人でする時は大体お留守番中、ってことも。
「別に俺そんな溜まってないし…!」
「…浮気?」
「なんでそうなるんだよ…」
ボクが少し上目遣いして見つめると、すぐ赤くなる…かわいい。
「ボクじゃない彼女いるの…?」
「いるわけねーだろ?」
そう言っていつもほっぺにキスしてくれるけど、その度に物足りない顔してる。
今日はそれに答えてみようと思います。
「…身体に印つけられてないか見ていい?」
