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友達以上恋人未満

第4章 好き






それからしばらく


私たちは何も話せなかった。




私は何を話せばいいかわからなかった。







いつも通りにしても


からまわりしてしまいそうだったし、




キスをしてくれなかった理由を聞くと、


好きじゃないってはっきり


言われそうで怖かった。






私はあなたが好きだと


言ってしまいたかった。





どうしてそんなに寂しそうな顔をするの?って


聞きたかった。








でも何を言っても


彼からくる言葉を受け止められる


自信が無かった。








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