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友達以上恋人未満

第6章 花火





彼も、花火大会の日は

人が多いだろうから、

食事する場所もはやめに

予約してくれていた。






いっぱい歩くから
歩きやすい靴でこいよっ
と気遣ってもくれていた。







毎日のように
お互い花火の話ばかりしていた。








2人で楽しみを共有できることが
素直に幸せだった。







嬉しそうに当日のことを
話す彼の顔を見ていると、

彼にずっとそんな顔をしていて欲しくて、

はやく花火大会の日になってほしいような、

花火大会が待ち遠しいという今を

ずっと味わっていたいような

気持ちだった。














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