テキストサイズ

友達以上恋人未満

第6章 花火






いつも私をぎゅうぎゅうと抱きしめる彼は、


伸ばした腕の先に
私がいないと、


壊れてしまうんじゃないかと思った。








この時は本当に、


彼には私がいないと

ダメなんだと思っていた。








寝不足になってでも


私に会いたいと言ってくれることに


勝手に満足していた。






ストーリーメニュー

TOPTOPへ