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友達以上恋人未満

第6章 花火





果てた後は

私を抱きしめながら

1時間ほど彼は寝てしまった。








楽しみにしていた彼との
やっとのデートがなくなり、
虚しさがありつつも、
今自分を抱きしめてくれている彼が
愛おしい。






目を覚ました彼は、


「帰らなきゃ。」


と言って帰ってしまった。










彼を責めてはいけない、


彼に悲しい顔をさせてはいけない、


彼が言われたくないこと

聞かれたくないことは、



言ってはいけない。







良い子でいようと、
思った。











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