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ひざカックン

第6章 なついあお


彼女の家は坂の上の一戸建てだった。

洋風で白い外壁、芝生の庭…。

インターホンを押すと、二階の窓から彼女が顔を出して、手を振った。

「上がってきてよ!」

青い空には入道雲。

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