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ひざカックン

第6章 なついあお


僕は真ん中に置かれたテーブルに持ってきた飼育ケースを置き、その前に座りながら

「いい部屋だね」

と感想を言った。

ちょっと甘い香りがするのは、女の子の匂いなのだろうか…

彼女は照れながら

「家族以外には初めて見せたから、ちょっと恥ずかしい」

とはにかんだ。

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