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ひざカックン

第2章 夢うつつの

場所を変えるのは、僕の中では発見だった。

学校や公衆便所でしたり、非常階段でしたりして、興奮した。

興奮が快感のスパイスのような役割を果たすことに気が付いた。

見付かるかもしれないスリルと罪悪感がたまらなかった。

羞恥や露出の癖は、この頃からあって、自分で育てていたのだと思う。

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