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ひざカックン

第1章 カフェの2階は窓際で

もちろん、図書室での出来事なら覚えている。

彼女は、僕が覚えている、とわかっていて尋ねたのだ。

質問に答えないまま、僕の頭の中では中学校の図書室での思い出が、映像になって再生される。


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