山岸君と照井君
第15章 恋人?――――……。
おこちゃまは…寝る時間帯か?
髪が乾いたのを手で確認して…
山岸を後ろから抱き締める――――…
今日は…いろいろあったから…
山岸は、疲れただろうなぁ…
「お休み――――…山岸…」
「おや……す……み……
宏―――…樹…」
「///宏樹!って!!えっ!え〜///…」
下の名前を呼ばれた―――――――――――!!
山岸は、そのまま…クテン…っと…俺にもたれ掛かるようにして……
寝息をたてている……
「///お休み……苑心…」
俺は、山岸を抱き抱え…ベッドに寝せた――――――…
と…離れようとしたら…
山岸の手が―――――…
俺のパジャマの裾を摘まんで離さない///…
ヤバい!!これは…ヤバい…
そ…添い寝…確定の王道路線だ―――――――…
…しかし…こんな…キュン死にのイベントをぶっこみながら…
俺が、好きか解らないって……
鈍いにも…ほどがある!
早く自覚しろ!!
「でないと……俺が…死ぬ」