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山岸君と照井君

第2章 右側―――…。


教室に入ると…


杉浦君は、まだ寝ていた…


そこに照井君の姿は無い―――…




ふん!!これが正しい形だ!



そう、思いながら右側の腕を擦る…




これは…無意識――――…


右側が寒いと言うか…圧が無いと言うか…



僕は―――…風邪を引いたのか?!



この大事な時期に!!


自己管理……甘かったのか?

今日から、手洗いうがいは徹底した方がいいな!!






それからも…右側の違和感を感じつつ……


放課後を迎えた―――――…




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