山岸君と照井君
第38章 番外編①―――……
「残念ながら…暇じゃない――――――――…
特に…この男は……
今、この時点でも…一秒も暇などないと―――…思うのですが?
それとも…暇だから―――…そちらの女性と…飲みに行くのですか?
それなら…それで……俺は、二次会にでも参加しようか?
まだ……二次会の幹事に連絡を取れば……」
俺は、慌てて彼の方を向き!
今にも携帯で連絡を取ろうとするその手を掴み!阻止する!!
「申し訳ないが……こ、これからこの方と…大事な打ち合わせがありますから…
失礼します――――…」
「えっ///あ……はぃ…」
俺は、岳心さんの腕を掴んだまま……
駐車場へと移動する!!