山岸君と照井君
第41章 番外編④――――……
ケーキを食べながらの女子会は盛り上がって来ましたよ〜♪
心陽「そ〜だ、広世さんは大学院でしたっけ?どうですか?順調ですか?」
広世「あ〜…そろそろ辞めようかと」
照井・母「え!?辞めるの?広世…貴女…何できるの?」
ちょっと!!我が子に…酷い言い様〜
広世「家の仕事……するけど…だめ?」
山岸・母「あら!!家業の不動産王を継ぐのね!」
不動産王って…なんですか〜?
広世「ワガママ言って…大学院で大好きな数学を存分に学ばせてもらった―――…
それに…宏樹が教師になりたいって言ったときから…考えてた事なんだ…
数学の知識を活かせるか不安だけど……私に仕事を手伝わせて?」
心陽「広世さん……」
広世「あ!でも、博士号取ってからね?来年には取るから!」
照井・母「博士号って…そんな…軽いノリで取れるものなの?お母さん心配」