テキストサイズ

風景画

第1章  風待月




明け初めし東の空に

ひとすじの雲流れて

薄紅に淡くかすむ



果てない広がりの空は

どこまでも高く

愛しい人の心にも似て…



やがて時を得て昇る朝日に

凛として立つあなたを想う




(了)



ストーリーメニュー

TOPTOPへ