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風景画

第1章  風待月




あなたの中に海がある

どこまでも深い瑠璃色の海



荒ぶることのない波は

焦がれる想いをなだめるように

穏やかに寄せてはまた返す



その奏でる波の響きを

あなたの胸に耳をつけ

聴いていたい いつまでも・・・・








(了)


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