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風景画

第34章  時雨月 ⑤




あなたの言葉が心を包み

背中にそっと

手を添えながら

私を優しく宥めてくれる



それでも

焦がれる想いは

とめどなく…



空ゆく風に託そうか

せめて夢でのひとときを、と






(了)



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