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風景画

第50章  雪月




低く広がる雲間から

差しこむ薄い光



最後に加えるひと筆のように

見慣れた景色を

淡い色合いに描きあげる



立ちつくし

静かに移ろう時間の中で

あなたへの想いが

満ちてくる・・・







(了)



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