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風景画

第54章  雪月 ③




柔らかな冬の日差しが

肩を包む



見上げれば

哀しいほどの空の蒼



ふいに

込み上げる想いは

初めてのような狂おしさで

心に刻まれる



恋よりも

愛よりも

あなたに

魅かれていると･･･







(了)



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