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風景画

第79章  桃月 ②




冬の幻が見せる夢

…と過ごしながらも

日ごと募る恋しさに

心まどい 心明かし…



包まれた優しさに

変わらぬ愛を胸に刻む



めぐる季節は

過ぎたその日を呼び覚まし

まるで

熱に浮かされる心地して

深く…尚深く、あなたを想う







(了)



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