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風景画

第95章  星月




急ぎ足で過ぎゆく季節を

とどめることも叶わずに

しじまの中に 立ちつくす



愛しさばかりつのる日々…



明日より先

名残の時さえ心に懸けず

ただ…今を限りと 風の中に夢を見る







(了)



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