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風景画

第102章  星月 ③




あの人は

清しい夢を胸に抱き

舳先に立つ冒険者



乗り込む船はコンパスを持たず

いつの時も心のままに漕ぎ出せば

のぞむ行く手が路となる



凛として 彼方に向かう姿が愛おしい







(了)



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