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風景画

第14章  紅染月 ③




夜空を雲が流れる…



ただ それだけで

胸が締めつけられる

奥深くに疼きが走る



それは

去りゆく季節の

吐息が乱す心もようか



恋しさもまた 募りゆく…







(了)



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