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向日葵

第3章 同居する向日葵


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学校も終わり、太の家の前…


どうしょう…
入ろっかな…さすがに、年頃の娘と思春期サラリーマンと2人っきりは、危ない!

…でも、わんこ見たいし…

太の家の前をうろうろしていると、

『おい!何うろうろしてんだ。」

「太!?」

そこにいたのは、太だった。


『何だ、陽か…。びっくりした。』

「だって、太が待ってるって言うから来ただけだ…わんこも 見たいし…」

『わんこ…?』

はぁ!しまった!!
わんこ何て言ったら、ガキみたいだって、笑われる。

『おまえ以外に、可愛いこと言うんだな…』

か、か、可愛いこと…!

『何してんだよ…入るぞ…』

「ばっか!!」

大声をだして、太の家に突入した。

『何が、バカ?』


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