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魔法少女みるくホワイト

第4章 天使の嫉妬

ここあが早足で本屋を出ると、悠人も本屋を出る。








ここあは走って自分の家に帰る。
ここあは大きな屋敷に住んでいる。
メイド達に迎えられて家に入る。


「お帰りなさいませ、ここあ様」
「ただいま」


すぐに部屋に入るここあ。
ここあの目には涙が浮かんでいる。


「悠人くん……、ずっと好きだったのに……」


ここあの背中から白い翼が現われる。
ふわりと広がる。
白い羽が部屋を舞う。


広川ここあは天使の血を受け継いでいるのだ。


「悠人くん……、心が黒くなっちゃいそう……」








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