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魔法少女みるくホワイト

第4章 天使の嫉妬

「待って、みるくホワイト、もう少し話をさせてくれ」


悠人が引き止めるが、レン、みるく、リュウは黒い翼に包まれて消えてしまう。







「みるくホワイト……やっぱり素敵だ」
「悠人くん……大丈夫?」
「あぁ、俺は気持ちいい思いしただけ。広川こそ、大丈夫だったか」
「うん、大丈夫」
「……あの人たち、あの悪魔に記憶消されてたみたいだけど、広川は覚えてるのか?」


チラッと悠人がここあを見る。
男子高校生に脱がされて胸が露出している。
ここあが慌てて服を直す。


「え、えぇ。覚えてるわ」
「……広川って、何者……?悪魔とか魔法少女のこと詳しいのか」
「……ただの人間よ。悪魔のことは知らないわ」
「でもさっき、知ってるような口ぶりだっただろ。教えてくれよ」
「知らないって言ってるでしょ。あなたが知りたいのはみるくホワイトのことでしょう。もう行くわ」
「そりゃ知りたいよ……」

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