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魔法少女みるくホワイト

第2章 処女喪失?

壁に隠れたみるくは再び指輪に触れる。


コスチュームは元の制服に戻る。
さっきまでみるくの中で満ち溢れていた自信も消えていく。
いつの間にか悪魔も消えている。
まるで全て夢だったように。





みるくは家に帰る。
いつも通りの家族との夕食。


「ニャー」


窓から白猫が迷い込んでくる。


(さっきの出来事、現実なのかな)


みるくの指の指輪だけは変わらずついている。
外そうとしても外れない。
そのままお風呂に入る。


(現実なんだ、本当に魔法少女になったんだ。その姿を悠人くんは好きになったんだ。そんなの、願いを叶えてもらったことになるのかな)


「ニャア」


(さっきの猫、お風呂まで入って来ちゃった)


きれいな薄茶色の瞳の猫。


お風呂から出て身体を拭く。
パジャマを着て部屋に戻る。


ベッドに入る。


「ニャオン」


白猫もベッドに入ってくる。


「ふふ、一緒に寝るの、白猫さんっ」
「うん、ボクと一緒に寝よー、みるく」


猫を抱きしめようとすると、猫が少年に変わっていく。
ふわふわの金髪、薄茶色の瞳、少女のような可愛らしい顔立ち。


「あ、あなた、誰ですか……」
「僕はみるくが契約した悪魔レンの使い魔リュウだよっ」
「つ、使い魔……」
「みるくかわいー、食べていい?」
「えっ」


パジャマのボタンが外れるのも構わず前を開く。


「キャ……」
「大きな声出しちゃダメ〜♪」


リュウはみるくの口を押さえる。


ペロペロと乳首を舐め始める。
みるみる乳首は硬くなっていく。


(やだ、気持ちいい……)


「みるく、ボクのタイプだもん、このまま最後までしちゃってもいいかなあ」


(最後までって……ダメ〜)


「何してる、リュウ」





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