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たんたんたぬきの金玉は

第8章 賢者モード

何をバカなことをと思う人もいると思うが、これが男にとって大事なことなんです。

種の保存のために日々精子が作られるのは男の定め。
作られた精子はいつまでも溜めることができないんです。出さないと。

だから、セックスをする相手がいない男は、罪悪感に苛まれると分かっていてもオナニーをせずにはいられないんです。

無理にガマンすると性犯罪を起こしちゃうから、死刑になってもいいぐらいの大罪なんです。

種の保存・・・神はなんと哀しい宿命を男に与えられたのか。

快楽と罪は表裏一体なんだよね。

と、哲学的なことも考え、罪悪感とも向き合って、今日もオナニーに励む。

覚えたての頃は罪悪感から逃れたいとばかり思ってたけど、ちゃんと向き合ってみると罪悪感とも友達になれたような気がする。

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