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女子を喰らう

第1章 年上34才あすか

座席が決まった。

おっ
オンナの向かいの席だっ
これは、運がいい

このオンナの名前は何ていうんか
「初めまして。ヒロキです。よろしく」
まずは、挨拶
そしてじっと目を見る

「あ…あすかです。4年目です」
へえ~
このオンナ、あすかって言うんか
いい名前じゃん
歳は34。
年上だが、関係ない。

俺はさっそく作業開始
あすかのくそでけえちちを、ジロジロ見る…

おっと、違う違う
あすかの様子をそーっと伺う~
気づかれたら、さっと目をそむける~
少しタイムラグを置いて、またそーっと見る~
気づかれたら、慌てて目をそらす
これを何度となく、繰り返す

あー、いつもやってる作業だから、手慣れたもんだー

会議中もチラリチラリ
恋愛禁止の職場だから、スリリング

昼休み、食堂へ。
大チャンス
あすかが数人女子と一緒にいるところを狙う
集団に紛れ個が埋没するから、感情のままに行動しやすいのだ
あすかの視界に陣取り、チラリチラリ

おっ
反応してきた
こっちを見てる
話しながら、俺を見る、見る、見る

よし、よし

午後いちばん、営業パートナー発表
俺のパートナーは…
あすか

おおおおー
俺たち、運命の仲じゃねえかー
よしーっ

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