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conqueror

第3章 奉仕

口の中から、どんどん唾液が溢れて、彼を濡らしていく。

そして、私は唇を、彼に沿うように、上下に動かす。

時々、舌先で、先端を舐めてみたりしながら。

彼の先端から、少し迸りが滴れる。

それを掬い取るように、舌でなめた。

暖かくて、優しい味。

「もっと、下の方も舐めて。」

私は舌で伝いながら、根元の方へと、舌を伸ばした。

陰毛に包まれたそこからは、彼の匂いが漂っている。

ゆっくり息を吐いて、すーっと匂いを吸い込んだ。

とても、香ばしい匂い。

胸がドキドキして、震える。

彼の匂いが、染み込んでいく。

そして、私を潤していく。

体が熱い。

早く、彼がほしい。

そんな思いを、彼に悟られぬよう、ゆっくり舐めていった。

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