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「うー、ああ。」

彼の声が聞こえる。

彼が感じてくれている。

私が彼を感じさせている。

嬉しくて、嬉しくて、彼の全てを飲み込んだ。

とても、苦しい。

口の中が、彼でいっぱいになって、私を圧迫する。

それでも、彼が感じてくれている喜びの方が大きくて、瞳から涙がこぼれそうになっても、彼を離さずにいた。

彼の昂りを感じる。

先端が、さっきまでよりも大きく膨らむ。

私は彼の全てを、受け入れられるように、激しく唇を滑らせた。

私の肩に置いている彼の手に、力が入る。

私の中で、彼が絶頂に達するのかもしれない。

「あっ、逝く。出すよ、口の中に。」

私はコクンと頷いた。