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めぐみケンジの性欲地獄

第1章 ケンジ自宅(1)初セックス

ケンジとめぐみは、幼いときからの遊び相手だった。
幼稚園児のとき、めぐみはケンジに告白し「お嫁さんにして」と言ったらしい。

らしい、というのは、ケンジにその記憶がなかったからだ。
大体、男子というものは忘れっぽいものだ。
ケンジはうっすらとは覚えていたので、まだましかもしれない。
この、ケンジが覚えていたという事実は、ケンジが幼いときから女好きだったことを物語る。
ケンジがめぐみのカラダを狂ったように求めるのは、既に素地としてあったのだ。

小学生時代、二人は疎遠だった。男子は男子で、女子は女子で、グループを作る年代だから、な。

そして中2の4月、二人は再会した。いや、出会ったというべきか。思春期の男女として、初めて会ったのだった。

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