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雨のち曇り、時々晴れ【ARS】

第1章 タオル【翔】

「うっ…!」



俺自身は、どんどん熱を帯び、ムクリと立ち上がってくる。



「何でだよ…。」



何故だか、頭の中はあの時の潤でいっぱいになっていた。

そうだ。
俺はあの時の潤に、興奮していた。



「潤…!」



ひざまづく潤に、俺は潤を支配したかのような錯覚を覚えたんだ。

そして、俺の体に顔を寄せる潤を見て、まるで性的な奉仕をさせているような気持ちの高ぶりを感じた。



俺の俺自身は、もうはち切れんばかりに猛々しくそそり立っていた。

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