雨のち曇り、時々晴れ【ARS】
第33章 このままもっと【翔・潤】
【真保side】
潤が櫻井さんの家に泊まった次の日、夜になっても帰って来ないので、胸騒ぎを抑えつつ櫻井さんの家に向かって車を走らせた。
そこで見たのは、乱れたベッドの上で、何も身につけず冷たくなっている潤の姿だった。
私は、潤の身に何があったのか一目でわかった。
私は、潤の体をきれいに拭き、下着と服を着せて、シーツの乱れを直してから、警察と救急に連絡した。
櫻井さんの妹さんにも連絡した。
妹さんはすぐに駆けつけるとおっしゃったが、今から潤の遺体が病院に運ばれるからと丁重にお断りするとともに、こんなことになってしまったことを詫びた。
潤の死因は心臓発作だった。
潤は、心臓には持病はなかったが、それは診断した医師には言わなかった。
葬儀は、私ひとりで済ませた。
嵐のメンバーにも、弔問をお断りした。
後日、あらためて櫻井さんの妹さんにご挨拶にうかがった。
真保「このたびは、松本がこのようなことになりまして、櫻井さんにはなんとお詫びしてよいか…。」
妹「真保さん、こちらのことは気にしないで。松本さんのことは、急なことで驚いています…。お気を落とさないでね…。」
妹さんは、私を気づかってくださった。
潤が櫻井さんの家に泊まった次の日、夜になっても帰って来ないので、胸騒ぎを抑えつつ櫻井さんの家に向かって車を走らせた。
そこで見たのは、乱れたベッドの上で、何も身につけず冷たくなっている潤の姿だった。
私は、潤の身に何があったのか一目でわかった。
私は、潤の体をきれいに拭き、下着と服を着せて、シーツの乱れを直してから、警察と救急に連絡した。
櫻井さんの妹さんにも連絡した。
妹さんはすぐに駆けつけるとおっしゃったが、今から潤の遺体が病院に運ばれるからと丁重にお断りするとともに、こんなことになってしまったことを詫びた。
潤の死因は心臓発作だった。
潤は、心臓には持病はなかったが、それは診断した医師には言わなかった。
葬儀は、私ひとりで済ませた。
嵐のメンバーにも、弔問をお断りした。
後日、あらためて櫻井さんの妹さんにご挨拶にうかがった。
真保「このたびは、松本がこのようなことになりまして、櫻井さんにはなんとお詫びしてよいか…。」
妹「真保さん、こちらのことは気にしないで。松本さんのことは、急なことで驚いています…。お気を落とさないでね…。」
妹さんは、私を気づかってくださった。