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雨のち曇り、時々晴れ【ARS】

第1章 タオル【翔】

潤が、再び俺の脚の間に割って入った。

俺の脚の間にひざまづくと、赤く腫れた箇所を確認した。

潤の髪からは、香水と汗の匂い。

潤は、あらためて俺のハーフパンツの裾をめくりあげた。

潤は、湿布のフィルムをめくると、俺の内ももにあてがった。



「ここでいい?」
「あぁ。」



潤が、貼り付けた湿布をはがれないように上から押さえつけた。



俺は、俺自身がピクリと反応したことに気づいた。

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