先輩とは真逆です
第2章 先輩との出会いは満員電車のなかで
入学して少し経った今は、満員電車にも慣れてしまった。
また道に迷うことも無くなり、学校でも大体の教室は覚えたのだが…
友達ができない!
人見知りな為に自分から声を掛けられず、まだ一人も"仲が良い"と言える人がいない。
「……はぁー」
大きなため息をしながら電車に乗り込む。後から乗って来た人に押され、反対側のドアから外を見る体制になった。
あー友達と一緒がよかったなー、なんで顔がいい人を皆選ぶんだろ…?
そんな事を思いながら電車に揺られてると、何かがお尻に当たった。揺れる度に当たり、ついに撫でられた。
なっなに!?痴漢…じゃないよね僕男だし…!大声で助けなんて呼べないし!
なんとか心を落ち着けようとするが、ドアのガラスには焦り顔の自分が映る。
そんなこんなで何も出来ないでいると、ついに痴漢はズボンと下着をかき分け、中に手を入れる。
やっやだ…怖い…なんで?僕は女じゃないのに…
鼓動が速く、いつもより電車に乗っている時間が長く感じる。
そのまま撫でられていると、次の駅のアナウンスと共に反対側のドアが開く。
これで止むかな…?
そう思ったのが間違いだった。
また道に迷うことも無くなり、学校でも大体の教室は覚えたのだが…
友達ができない!
人見知りな為に自分から声を掛けられず、まだ一人も"仲が良い"と言える人がいない。
「……はぁー」
大きなため息をしながら電車に乗り込む。後から乗って来た人に押され、反対側のドアから外を見る体制になった。
あー友達と一緒がよかったなー、なんで顔がいい人を皆選ぶんだろ…?
そんな事を思いながら電車に揺られてると、何かがお尻に当たった。揺れる度に当たり、ついに撫でられた。
なっなに!?痴漢…じゃないよね僕男だし…!大声で助けなんて呼べないし!
なんとか心を落ち着けようとするが、ドアのガラスには焦り顔の自分が映る。
そんなこんなで何も出来ないでいると、ついに痴漢はズボンと下着をかき分け、中に手を入れる。
やっやだ…怖い…なんで?僕は女じゃないのに…
鼓動が速く、いつもより電車に乗っている時間が長く感じる。
そのまま撫でられていると、次の駅のアナウンスと共に反対側のドアが開く。
これで止むかな…?
そう思ったのが間違いだった。