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先輩とは真逆です

第2章 先輩との出会いは満員電車のなかで

手は余計に動き、とうとう前に来てしまいしごかれる。息が荒く、女と間違えている訳じゃなさそうだ。
恐ろしくなってドアのガラスを見ると、小太りのおじさんが前に手を回していた。

なんで…やだ…怖いのに気持ちいい…?


「…はぁっ!ん…」
「そんな声を出すと周りにばれるぞ?」
「…!や、だぁん!」


すると片手を後ろに回し、先走りで濡れた手を穴に当て、ゆっくり入れていく。


「はあ、んぁ…はぁぁあっ!」


入れた時に前立腺に触り、その刺激でイってしまった。
その時――


「お前、なにやってんだ?」
「……っ!?」


手が抜けて後ろを降り向くと、同じ制服の男がおじさんを止めていた。


「行くよ?」


そのまま手を引かれ、男性用トイレまで連れてかれた。

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