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凍夜

第2章 恥辱



しかし、生き残ったことに対して何故か恥じらいが生じたのだ。


《生きてゆくということは、恥ずかしいことなのかもしれない……。》


このちっぽけな命を紡ぐ為に、私が罪を犯したのは紛れもない現実だった。

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