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凍夜

第3章 花


この輝きに満ちた、このひとときを永遠に……。

《私の過去も含め、全てを受け入れて欲しい。》

私のせつなる願いを叶えたかっただけだった。


私達は知らなかったのだ。


……その美しい花畑を踏み荒らしたのは紛れもなく自分達だったことを……。

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