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凍夜

第1章 氷雨


《アノコハ、イッタイ、ナニヲ、シテイタノデショウカ……?》



私は、そう問われ、心の中で反復した。



答えていいはずがなかった。



そんな事は知らなくていいに決まっている。



《絶対に……!》

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