あなたの側で・・・
第2章 時間
「美桜?」
初めてのキスで頭の中が真っ白になっていた
ドキドキした・・・
ふと我に返り蓮斗を見つめる
「大丈夫。初めてでちょっと恥ずかしくて・・・」
耳まで真っ赤にして答えると
蓮斗も恥ずかしそうにしているのが見えた
なんだが可愛く見えてくる
「初めてだったのか。だったらもっとちゃんとしたところで・・・」
話してる途中で蓮斗の口元に人差し指をそっとそえる
自分からやっといてちょっと恥ずかしかった
「蓮斗との初めてだったら、どんなところでも
思い出になるからいいの」
フフっと笑うと蓮斗が抱き着いてきて
「ありがとう」
とささやいた