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あなたの側で・・・

第2章 時間


「また明日会えるだろ」


頭をぽんぽんとしてくれながら微笑む
でも寂しさは変わらない
普段会えるのに話せないなんて・・・
どうにか話せる方法はないかと
考えていてふと閃いた


「蓮斗。決まりごとっていうかお願いがあるんだけど・・・」


今閃いたことを忘れないうちにと
蓮斗にもちかける


「どうした?」


「普段学校で会えるのにやっぱり、普通に話せないのは寂しいから
手紙のやり取りがしたいなぁって・・・」

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