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あなたの側で・・・

第2章 時間


「手紙?」


話を聞いてキョトンとしている
やっぱり嫌だったかな・・・
でも最後まで聞いてもらいたいと話を続ける


「うん。廊下ですれ違ったときとか、用事で蓮斗のところに
行ったときとかに、すって渡すの。いや・・・かなぁ?・・・」


話し終えて少し間があった
蓮斗は先生だから忙しいよね・・・
こんなわがまま困って当たり前だし
甘えちゃいけない・・・
自分に言い聞かせていると


「いいよ。楽しそうだな」

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