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あなたの側で・・・

第1章 出会い


「美桜、私達も行こう」


「ごめん奈々、私入学式はサボる」


「どうかしたの?」


「うーん・・・」


「わかった。いつものとこだよね?終わったら迎えに行くね」


奈々と別れていつもの場所に向かった
1番好きな屋上


嫌なことがあったり、一人になりたいときには
必ずここに来る


屋上には誰も来ないから落ち着く


「はぁ・・・最悪だな・・・」


独り言を言いながら左手首の傷痕を眺める


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