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ストリートガール

第3章 ギャル


そんで、私は翌日夕方、ヒデ君と会った。


最寄りの駅に、ヒデ君はアウディで現れると、「乗って。」って。

ヒデ君は、まっすぐラブホに直行した。


フロントを通らない、ガレージ式のモーテルね。

制服着てたから、やっぱりね。


「昨日買ったブーツ持ってきた?」

ヒデ君と、そう約束してたから私は、紙袋を肩から提げていた。

「もちろんだよ♪」

私は、笑顔で紙袋からブーツを取り出した。


ヒデ君は、斜めがけした、リポーターバッグの中から、白い物を取り出して私に見せた。

「……?」

それは白衣だった。

医者が着ているようなやつ。

「マヤちゃんみたいな可愛くて脚の綺麗な患者さんを診察したいなぁ、俺。」

《これって、イメクラってやつ……?》

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