初恋2
第6章 アメリカからの来客者
「何か、用事でもあるんですか…母上…」
手が震える…
やっぱり怖い…
「…やっぱり男の人と付き合ってるのね…」
夏を見たのか…
「だったら何なんですか…っ…」
「…この子なんてどうかしら?」
母上が持ってきたのはお見合い写真…
そこには綺麗な女性が…
どうせ金持ちのお嬢様だろうけど…
母上は金が全てみたいな感じで生きてるからな…
「僕はそんなものいりません!お帰りください!!」
夏以外愛せる自身なんてない…
「じゃあ、夏くんがどうなってもいいの?」
え?